【資産運用ガイド】目的別おすすめ投資10選!

Funds(ファンズ)の仕組みや実績、評判をわかりやすく解説!

Funds(ファンズ)の仕組みや実績、評判をわかりやすく解説!

こんにちは。

ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

資産運用といえば、株や投資信託、債券、不動産、FX(外国為替証拠金取引)が一般的に知られており、近年では仮想通貨やソーシャルレンディング、ロボアドバイザーなどの新しい種類の資産運用が次々と誕生しています。

そのなかでもファンズ株式会社が運営するFunds(ファンズ)は1円から上場企業や厳正な審査を通過した優良企業に貸付投資ができる資産運用方法として投資家の間で注目があつまっています。

貸付先は上場企業(または優良企業)に限定されており、投資家が受け取れる分配金は年利1.5%~6.0%程度、運用期間は数カ月~1年程度と投資家にとってリスクをおさえた投資が可能で、貸付を受ける企業にとっても新しい資金調達手段として大きなメリットがあります。

hana
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この記事では投資家と上場企業をつなぐ【Funds】の仕組み、メリット・デメリット、案件実績、投資家からの評判をわかりやすく解説します!

Funds(ファンズ)とは?仕組みとポイント

Funds(ファンズ)

Funds(ファンズ) 公式サイト

Funds(ファンズ)とは投資家が上場企業(または優良企業)に貸付投資ができるプラットフォームです。

資金を調達したい企業はFundsの厳正な審査を通過したのちファンドを組成することで投資案件として公開されます。

Fundsの仕組み

①投資家は案件を確認して【ファンド組成企業】に投資する

※投資家とファンド組成企業の間で「匿名組合契約」を締結

②投資を受けた【ファンド組成企業】は、その資金をグループ会社である【貸付先企業】に貸し出す

※ファンド組成企業と貸付先企業の間で「金銭消費貸借契約」を締結

③【貸付先企業】は貸付を受けた資金に利息をプラスして【ファンド組成企業】に返済する

④【ファンド組成企業】から投資家に投資元本と分配金が支払われる

hana
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Fundsの貸付投資はお金の流れを把握しやすい仕組みになっていますので、投資にかかるリスク管理もしやすいです!

Funds(ファンズ)の運営会社情報

投資家と資金調達をしたい企業をつなぐファンズ株式会社の概要です。

Fundsの運営会社情報

社名:ファンズ株式会社(旧社名:株式会社クラウドポート)

設立:2016年11月1日

サービス開始:2019年1月

所在地:東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階

資本金:4億1,500万円

登録・加入協会:第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号、一般社団法人第二種金融商品取引業協会加入

Funds【公式サイト】より引用

hana
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投資型クラウドファンディングを運営する企業の資本金は1億円程度が多いのですが、Fundsは4億円を超えています。さらに出資企業には伊藤忠商事やみずほキャピタルなどの大手企業が入っていますので信頼性も高い運営会社です。

Funds(ファンズ)のメリット

Fundsで投資するメリットは5つです。

①上場企業に原則1円から1円単位で投資できるので少額資金でも資産運用ができる

②少額投資ができるのでFunds内での分散投資もしやすい

③案件として公開される企業はFundsの厳しい審査を通過した上場企業(または優良企業)だけ

※財務基盤があり決算資料なども公開されていますので客観性の高い情報をもとに投資判断が可能です

④案件によってはFundsオリジナルの優待がもらえる

⑤口座開設料や維持費、出金手数料など無料で利用できる

※入金するさいの振込手数料のみ投資家負担(銀行所定の手数料が発生)

hana
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Fundsは「利回り1.5%~6.0%」「運用期間数カ月~1年程度」で「原則1円」から信用力の高い企業に貸付投資ができるので、リスクをおさえた資産運用がしたい人や少額資金でコツコツ安定収益をあげたい人に向いている投資方法です!

Funds(ファンズ)のリスク・デメリット

Fundsで投資するリスク、デメリットは3つです。

①貸付先企業の返済遅延や倒産などによる貸倒れリスクがある

※投資である限り、元本は保証されていませんので損失が発生する可能性があります。ただしFundsでは社内審査会による厳正な審査や必要に応じて外部の専門家から意見をもらうなど貸付先企業の安全性を見極める対策を実施しています

分配金は1円単位で算出され1円未満の端数は切り捨て処理されますので、原則1円から投資できるものの投資金額が少ない場合は分配金による利益が出ない可能性があります

③案件への応募方法には「先着方式」と「先着方式+抽選方式」の2つがありますが、投資家からの応募が多いため「先着方式」の場合、出遅れると申し込みが間に合わないケースがあります

※なお、申し込みの上限金額として「抽選方式」は100万円までと規定されています(先着方式は上限なし)

Funds(ファンズ)の案件実績

Fundsで過去に募集された案件を3つ紹介します。

Funds(ファンズ)の案件実績

大阪王将ファンド#1

貸付先企業:大阪王将を展開するイートアンド株式会社(東証1部上場企業)

募集金額:5,000万

予定利回り:1.80%

予定運用期間:約11カ月

※満額成立

世田谷区MIJASファンド#1

貸付先企業:不動産業の株式会社明豊エンタープライズ(ジャスダック上場企業)

募集金額:7,920万円

予定利回り:5.0%

予定運用期間:約9カ月

※満額成立

メルカリサステナビリティファンド#2

貸付先企業:フリマアプリの株式会社メルカリ(マザーズ上場企業)

募集金額:2億円

予定利回り:2.0%

予定運用期間:約10カ月

※満額成立

Funds【公式サイト】より

Funds(ファンズ)の評判

Fundsには前述のようにメリットもあればデメリットもあります。そのため投資家の評判にも良い評判もあれば悪い評判もあります。

Fundsの良い評判

「投資先が優良企業だから安心感がある」

「投資先企業の情報が公開されているから投資判断やリスク管理がしやすい」

「スマホからも手軽に少額投資できるから便利」

「定期預金や国債の代わりに活用している」

Fundsの悪い評判

「利回りが3%前後なので物足りない」

「2019年からの新しいサービスだから実績が少ない点が不安」

hana
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評判はあくまでも一部意見にすぎませんが、【Funds】は短期間で資産を倍増させたい投資家にはあまり評判がよくない(向いていない)ようです。一方でリスクをおさえてコツコツ利益をあげたい投資家には高く支持されています。

Funds(ファンズ)の口座開設方法

Fundsの口座開設手順は下記⑥ステップです。

①Funds【公式サイト】にアクセスして「新規口座開設」をクリック

②メールアドレスの入力とパスワードを設定して「新規会員登録する」をクリック

③登録メールアドレスに届いた「メールアドレスを確認」をクリックして「口座開設をする」をクリック

④個人名義口座か法人名義口座かを選択後、氏名や住所、出金先に利用したい金融機関口座などの必要事項を入力して「保存して次へ」をクリック

⑤重要事項書類を確認して「保存して次へ」をクリック

⑥本人確認書類をアップロードして「アップロードして口座開設のお申込みを完了する」をクリック

※本人確認書類はマイナンバーカード(写真付き)がある場合は1点だけでOKです、ない場合はマイナンバー通知カード+運転免許証(もしくは健康保険証やパスポートなど)の2点が必要です

申込完了後、5日程度で登録住所にウェルカムレターが送られてきますので、それを受け取ることで口座開設完了です。

Funds(ファンズ) 公式サイト

hana
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あとは入金して投資案件に応募するだけです!

この記事が投資の参考になれば幸いです。