FX(外国為替証拠金取引)の仕組みをわかりやすく解説【初心者用】

投資

こんにちは。

ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

この記事では↓

「FX」って有名な投資の一つだと思うんですけど、初心者ですので仕組みが全くわかりません。FXの意味や仕組みをわかりやすく簡単に教えてください!

こんな疑問を解決するために

・FXとは、どういう取引なのか

・為替レートによる円安・円高の仕組み

・取引できる通貨の種類、通貨ペアの見方

・FXの証拠金制度

について解説します。

hana
hana

FX取引を始める前の「基本のき」として大事な部分ですのでぜひご覧ください。

スポンサーリンク

FX(外国為替証拠金取引)とは

FX取引は1998年4月施行の「外国為替及び外国貿易法」いわゆる「改正外為法」によって一般企業や個人投資家にも開放され取引ができるようになりました。

FXとは【Foreign Exchange】の略で、直訳すると【外国為替】です。

外国為替とは異なる国の通貨(2国間の通貨)を交換する取引のことですが、FX取引では証拠金をもとに2国間の通貨を取引しますので【FX=外国為替証拠金取引】と呼ばれています。

※証拠金についてはのちほど詳しくお伝えします。

為替レート

FXとは2国間の通貨を交換する取引のことですが、取引の仕組みを理解するためには【為替レート】と【円安・円高】について正しく知る必要があります。

円安・円高を決める要因が為替レートですが、これだけではわかりづらいので海外旅行(日本→アメリカ)を例に解説します。

渡航先であるアメリカで買い物をするには日本円を現地の通貨(米ドル)に交換する必要があります。

交換時の為替レートが1米ドル=100円だった場合、所持金が100万円であれば1万ドル(100万円÷100円)に交換することができます。(※為替手数料は考慮していません)

1万ドルに交換したものの、クレジットカードを持っていたことに気づき、結局1度も米ドルを使用しなかった場合、旅行終了時の為替レートで米ドル→日本円に交換する必要があります。

円高の具体例

交換時の為替レートが1米ドル=90円になっていた場合

1万ドル×90円=90万円

となります。

これは円高でしょうか?円安でしょうか?

正解は「円高」です。

旅行者にとっては100万円が90万円になるという10万円の損失が発生しているので、円が安くなった、と勘違いしがちですが、1米ドル100円から100円未満(例えば90円)になったことは、1米ドルに対する日本円の価値が上昇したことになるので「円高」です。

1米ドルが100円から90円(円高)になったことを角度を変えて説明すると、例えば10ドルする本を購入する場合、1米ドルが100円であれば1,000円の日本円が必要ですが、1米ドル90円であれば900円で購入することができます。

円安の具体例

次は交換時の為替レートが1米ドル100円から110円になっていた場合

1万ドル×110円=110万円

となり、これを「円安」といいます。

旅行者の例でいえば100万円が110万円になったので、円が高くなった、と勘違いしがちですが、1米ドル100円から100円を超える(例えば110円になる)ことは、1米ドルに対する日本円の価値が下落したことになるので「円安」です。

例えば50ドルの商品を購入する場合、1米ドル100円であれば5,000円で購入することができますが、1米ドル110円の円安になると5,500円の日本円が必要になります。

このように円高・円安とは円の価値が米ドル等の他の通貨に対して相対的に高くなったり、安くなったりすることをいいます。

hana
hana

FX取引にあたって円高・円安の仕組みは絶対に理解しておく必要がありますので、しっかり押さえておきましょう!

スポンサーリンク

FXで取引できる通貨

FXで取引できる通貨ペアの見方と種類を紹介します。

通貨ペアの見方

為替レートによる円高・円安の説明で米ドルと円の関係について記載しましたが、米ドルと円のFX取引を「ドル円」といい「USD/JPY」で表記されます。

ドル円を例に通貨ぺアの見方を説明します。

仮にドル円が100円であれば、そのままの意味ですが1米ドルを100円で買ったり、売ったりできることを意味します。

つまりドル円を100円で買うとは、ドルを買う結果円を売ることになり【ドル買い・円売り】ということになります。ドル円を売る場合は【ドル売り・円買い】です。

このようにFX取引(為替取引)では通貨ペアの左側に記載される通貨が「買い」「売り」の対象(基準)になります。

※実際の取引ではスプレッドといって買値と売値に差がありますが、ここではドル円の仕組みを説明するために割愛しています。

おもな通貨ペア

FXで取引できる通貨ペアはFX会社によって異なります。

20通貨ペアを取扱うFX会社もあれば50通貨ペアを扱う会社もあります。

ここでは各FX会社で取扱いの多い通貨ペアを紹介します。

・ドル円(米ドル/日本円)【USD/JPY】

・ユーロ円(ユーロ/日本円)【EUR/JPY】

・ポンド円(英ポンド/日本円)【GBP/JPY】

・豪ドル円(豪ドル/日本円)【AUD/JPY】

・ユーロドル(ユーロ/米ドル)【EUR/USD】

・ポンドドル(英ポンド/米ドル)【GBP/USD】

・豪ドル米ドル(豪ドル/米ドル)【AUD/USD】

上記7通貨ペアはメジャーな通貨ペアの一例です。他にも南アフリカランドやメキシコペソ、トルコリラなどの高金利通貨と呼ばれている通貨ペアなど多くの種類が存在します。

ちなみにドル円を除く「○○/日本円」の円に絡んだ通貨ペアをクロス円といい、「○○/米ドル」の米ドルに絡んだ通貨ペアをドルストレートといいます。

hana
hana

FXを実際にはじめてみると「クロス円取引がどうのこうの…」といった話を耳にする機会があると思いますので、ぜひ覚えておきましょう!

スポンサーリンク

FXの証拠金

記事前半で少しふれましたがFXとは外国為替証拠金取引ですので証拠金をFX会社に差し入れて、その証拠金を担保にドル円などの通貨ペアを取引することになります。

証拠金で取引するとはどういうこと?と思われたかもしれませんので外貨預金と比較して解説します。

仮に現在の為替レートが100円(ドル円)だった場合、外貨預金で1万ドルを買うには100万円の元手が必要です。

一方FX取引は証拠金取引ですので、証拠金を担保にすることで100万円の元手がなくても1万ドルの買い注文ができます。

なぜ、そんなことが可能なのかというとFXには【レバレッジ】という仕組みがあるからです。

レバレッジとは「てこの原理」のことでFX取引に応用して表現すると少ない元手で多額の取引ができる原理といえます。

とはいえ、無限にレバレッジを効かせた取引を許容するととんでもない損失(反面、とんでもない利益が出ることも…)が発生する場合がありますのでレバレッジには上限があります。

2020年6月時点での個人のFX取引におけるレバレッジは最大25倍まで、と法律で規定されています。

ドル円=100円を1万ドル(1万通貨)買うケースをレバレッジ25倍で計算すると【100万円÷25倍=4万円】ですので、証拠金4万円を差し入れることでドル円を1万通貨買うことができます。

外貨預金では100万円必要となる元手がFX取引だとレバレッジ効果で4万円から取引できる点はFX取引の一つの魅力といえます。

ただし、レバレッジを効かせすぎると少しの値動きで評価額が大きく変動しますので多額の損失が発生するケースもあります。

レバレッジを利用しない(1倍)でFX取引をすることも当然できますので、実際の取引にあたってはご自身の投資スタイルやリスク許容度を十分に把握したうえでレバレッジの可否や程度を判断するようにしましょう。

スポンサーリンク

FX初心者の人へ

この記事ではFXの取引をする前に絶対に押さえておきたい項目として、FXの意味や為替レート、それに伴う円高・円安の仕組み、FXで取引できる通貨ペアの一例や見方、証拠金によるレバレッジの仕組み、といった基本的な内容を解説しました。

FX取引は「安く買って高く売る」か「高く売って安く買い戻す」かのシンプルな取引ですが、そのシンプルさゆえに相場動向や売買判断が難しい面があります。

初心者の間は大きなポジションを持ちすぎない(レバレッジをかけすぎない)ことや損切りの設定やタイミングを事前に検討しておくことなど注意すべき点が結構ありますので、使いやすいFX会社で取引することも大事です。

下記はFX初心者におすすめの少額資金からはじめられる「ネオモバFX」と投資初心者向けのコンテンツやセミナーが豊富な「外為オンライン」の特徴です。

ネオモバFX
SBIネオモバイル証券(FX)

◎1通貨単位(米ドル/円で約5円)からFX取引ができる
◎保有しているTポイントでも投資できる
◎米ドル/円のスプレッド500通貨までは0銭!(501通貨~10000通貨までは0.2銭)
◎26の通貨ペアを初心者向けと経験者向けを兼ね備えたアプリで取引できる
◎FX口座開設で期間固定Tポイントを200ポイントプレゼント

外為オンライン
外国為替証拠金取引の外為オンライン

◎無料で開催されるFXセミナーで1から相場やトレードを学べる
◎ニュースなどの情報コンテンツも豊富
◎取扱いは26通貨ペア、1000通貨単位から取引可能
◎スプレッドは米ドル/円で1銭
◎iサイクル2取引という自動売買を利用できる(利益確定や損切りが苦手な人、はじめてのFX投資で取引に自信がない人、自動売買に興味がある人におすすめ)

FX口座開設の参考にして下さいますと幸いです。