子どもへのお金の教育は3つの目的と3つのステップが重要です

暮らしとお金

こんにちは。

ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

今回は↓

うちの子は毎月のおこづかいを3日で使い果たしてしまいます。使い果たすたびに「ねえ次のおこづかいはいつぅ?」と悲しそうな目で私をみつめてきます。カワイイわが子ですので、そのたびに追加でおこづかいをあげているのですが、このままでは子どものためにならない気がしています。なにかいい方法はありませんか?

こんな悩みを解決します。

スポンサーリンク

子どもにお金の教育をする必要性

子どもに対してお金の教育(金銭教育、マネー教育、金融教育と呼ぶ場合もある)をする目的(必要性)は子どもが将来大人になったときお金で困らないようにするためです。

そのためにはお金の攻めと守りを教育する必要があります。

子どもにお金の教育をする3つの目的

①子どもに稼ぐことの意義を教え、将来の稼ぐ力を与える

②子どもに借金を理解させ、将来借金まみれになることを防ぐ

③子どもに世の中の仕組みを教えることで、将来連帯保証人など不利な立場になることを防ぐ

hana
hana

子どもが将来お金で困らないように教育するコツは、3つの目的を子どもの自主性を大切にして教えていくことです。

3つの重要ステップ

子供にお金の教育をする3つの目的を達成するためのステップを3つ紹介します。

子どもに疑問を抱かせる

子ども時代に学校で金融教育を受けることのない日本では、親(家族)が子に対してお金の知識を授けてあげる必要があります。

このとき大事なことは子どもに疑問を抱かせることです。

一つ例をあげると、お金には1円、5円、10円…中略…5千円、1万円と単位ごとにあることを教えるとき「昭和20年代までは1円未満の「銭」というお金の単位もあったんだよ」と伝えます。

すると子どもの脳裏に「なんで今はないの?」と疑問が浮かびます。

そこで子どもから「どうして今は銭はないの?」の問いかけがあってはじめて、銭について「戦後の日本に発生したインフレーション(物価の上昇)の影響によって廃止されたんだよ」と教えてあげます。

子どもはお金について疑問を抱いている状態ですので「銭」はもちろん「戦後」「インフレーション」というワードについても記憶・理解がしやすくなります。

ただ単にインフレーションとは○○で…うんぬん、と知識だけを教育しようとしても子どもが関心を抱く可能性は低いので子どもの疑問(知的好奇心)とあわせてお金の教育をするのがおすすめです。

hana
hana

もしも、子どもが疑問を抱かなかった場合ですが…そのときは親がうまいことパスを出してあげてください。先の例で言えば、「銭」をスルーした子どもに「あれっ、そういえば何で昔は銭という単位があったんだと思う?」と尋ねてみるとか…

スポンサーリンク

子どもに労働をさせる

現在、子どもにおこづかいをあげている場合は1カ月でも構いませんので、1度おこづかい制を停止して働かせてみるといいでしょう。

働かせるといっても新聞配達やコンビニで労働をさせるということではありません。

子どもに労働の対価(働くことの意義・目的)を教えるために、例えば床の雑巾がけ○○円、食器洗い○○円、庭の掃除○○円など家庭で親が監視できる範囲での仕事をさせてみるのです。

このときのポイントは現在無条件で与えているおこづかいの月額より、労働による対価のほうが数をこなすことで金額が多くなるように設定することです。

例えば月2,000円のおこづかいを与えているのであれば、1カ月家の掃除などを頑張ることで倍の4,000円程度は支払ってあげるといいでしょう。

hana
hana

働いた対価がおこづかいより少ない場合、子どもは働くことの価値を見出せないですし、もしかしたら「働く=負け組」という考えに至るかもしれません…

子どもに借金を背負わせる

子供に借金を背負わせる、とはなかなかパンチの効いたタイトルですが大事なことです。

当然ですが消費者金融でお金を借りさせることではありませんのでご安心ください。

昨今の子どもの欲しいものは男の子か女の子、また価値観などによってそれぞれ異なりますが、ゲーム機などわりと高価なものが多いようです。

そのような高価なものを買い与えるついでに借金を背負わせるのです。

言い方をオブラートに包むと「ローンを組ませる」です。

hana
hana

私が最初からローンを組ませるという表現ではなく借金を背負わせるという表現をするのは、ローンという響きは借金よりも軽いイメージがあるからです。子どもが将来安易なローンを組まないためにも「ローン=借金」の意識を持たせましょう。

借金を背負わせる具体例として、例えば3万円のゲーム機を買ってあげるとき、子どものおこづかいが月2,000円であれば毎月1,000円をそのなかから返済させるようなやり方です。

ここでのポイントですが、3万円に対して月1,000円返済する場合、30カ月で返済できる単純計算(3万円÷1,000円)ではなく金利を考慮した長期返済プランを提示することです。

現在(2020年3月執筆時点)のクレジットカードの分割払いの金利(利息)は最大で18%ですが、さすがに愛するわが子に18%を課すのはかわいそうなので、消費税と同じ10%を複利ではなく単利で加算するくらいがいいでしょう。

単利で10%を課す場合は、3万円の場合で合計3万3,000円を子どもに支払ってもらうことになります。

返済プランは月額1,100円の30回払いになりますので、単純に計算した場合より100円多く負担しなければなりません。

大人にとってはたった100円かもしれませんが、おこづかいが月2,000円の子どもの場合は自由に使えるお金が1,000円あるのか900円なのかは死活問題でしょう。

きっと金利100円について強く意識するはずですので、将来の安易な借金等についての教育になります。

さいごに

今回の記事では子どもに対するお金の教育について、その目的と具体的な教育ステップを紹介いたしました。

子どもに稼ぐ力やお金に対する考え方、正しい価値観を与えてあげるのは親や家族など近い存在の役目だと個人的に思います。

この記事が子どもに対するお金の教育に役立てば幸いです。

こちら↓は教育資金の必要額や準備方法についてファイナンシャルプランナーに無料相談できるサービスを解説している記事です。よろしければご参照ください。