こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。
LINEFX(ラインエフエックス)は2020年3月からサービス提供を開始した比較的新しいサービスですので、LINEFXに関する(取引システムの良し悪し、独自サービスやキャンペーン、メリット、デメリットなどの)情報も少なくLINEFXに口座を開設するかどうか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は2020年8月に口座開設して現在(2020年12月執筆時点)も利用していますが、この約4カ月のなかで、ある程度LINEFXのメリット、デメリットがわかってきました。
LINE FX【公式サイト】

そこで、この記事ではLINEFXの利用を検討されている人に向けて私が実際に使ってみてわかったメリットやデメリットをわかりやすくお伝えします!
LINEFX(ラインエフエックス)とは
LINEFXは「LINE証券株式会社」が提供しているFX取引サービスです。
LINEと聞くと一般的に無料通話やメールなどのコミュニケーションアプリの会社をイメージされると思いますが、LINE証券株式会社は、そのLINEの子会社であるLINEFinancial株式会社と証券会社大手の野村ホールディングス株式会社が共同で設立した証券会社です。
LINE証券株式会社の会社概要
社名:LINE証券株式会社
設立:2018年6月1日
所在地:東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
資本金:200億円
資本準備金:200億円
株主(持株比率):LINEFinancial株式会社(51%)、野村ホールディングス株式会社(49%)
LINE FX【公式サイト】より引用

LINE証券株式会社はLINEの強み(取引アプリの性能やセキュリティ面など)に加えて野村ホールディングスの証券取引に関する知識や情報も取り入れてサービスを提供していますので取引における信頼性はもちろん、経営面における安全性も高いといえます!
LINEFXの3つのメリット
私が利用して実感したLINEFXのメリットは3つです。
LINEFXのメリット
・口座開設後に1取引(1Lot)で5,000円のキャッシュバックがもらえる
・重要な経済指標や相場の急変動を通知アプリで教えてくれる
・LINEFXアプリは操作性が良く使いやすい
口座開設後に1取引するだけで5,000円のキャッシュバック
LINE FXでは口座開設後に1取引(1Lot)を行うだけで5,000円(0.1Lot~0.9Lotまでは1,000円)のキャッシュバックを受け取ることができます。
※1Lot=1万通貨、0.1Lot=1,000通貨
現金キャッシュバックは多くのFX会社が実施しており「最大○万円キャッシュバック」などの高額キャッシュバックを実施しているFX会社もありますが、それは取引数量に応じて最大で○万円になるということですので、○万円などの高額キャッシュバックを受け取るためには「500Lot以上」や「5000Lot以上」などの取引が必要になります。
一方でLINEFXは1取引(1Lot)のみで5,000円のキャッシュバックですので、もらうためのハードルが低くチャレンジしやすいです。
さらに取引する通貨ペアは問われませんので米ドル/円(必要証拠金約4万円~)などの主要な通貨ペアはもちろん、必要証拠金が3,000円未満でも取引可能な南アフリカランド/円でもかまいません。
※必要証拠金の目安は2020年12月時点での為替レートに基づくものです。
なお、5,000円キャッシュバックが付与される時期は1取引(1Lot)が完了した月の翌月末までにLINEFXの口座に入金されます。
LINE FX【公式サイト】
重要な経済指標や相場の急変動を通知アプリで教えてくれる
LINEFXには通知機能をONにしておくことで重要な経済指標や相場の急変動を知らせてくれる機能があります。
この機能によって取引アプリにログインしていなくても情報を入手することができますので、投資タイミングを失わずにすむ可能性が高まります。
LINEFXアプリは操作性が良く使いやすい
LINEFXはスマホやアイフォンからアプリを利用して取引できるサービスです。
そのためパソコンを使ったFX取引に対応していない点はデメリットといえますが、アプリのメリットを活かした直感的な操作性や、チャート分析に活用できる移動平均線などのテクニカル指標も11種類ありますのでパソコン取引と同等の分析が可能です。
追記:2021年1月18日よりPC版取引ツール「LINE FX Pro」がリリースされました。

私が実感した主なメリットは上記3つですが、その他にもスプレッドが狭く(米ドル/円で0.2銭)設定されており、スプレッド縮小キャンペーンで米ドル/円が0.1銭になる期間もありますので、取引におけるメリットが多いFX会社です!
LINE FX【公式サイト】
LINEFXの2つのデメリット
私が利用して実感したLINEFXのデメリットは2つです。
LINEFXのデメリット
・取扱い通貨ペアが10種類と少なめ
※追記:2020年12月19日より取扱い通貨ペアが23種類に拡大
・取引単位が1万通貨単位~
※追記:2020年12月19日より最低取引単位が1000通貨単位に変更
取扱い通貨ペアが10種類
LINEFXで取引できる通貨ペアは10種類となっています。
LINEFXで取引できる通貨ペア(10種類)
「米ドル/円」「ユーロ/円」「ポンド/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」「南アフリカランド/円」「トルコリラ/円」「ユーロ/米ドル」「ポンド/米ドル」「豪ドル/米ドル」
これはLIGHTFX(27通貨ペア)や外為オンライン(26通貨ペア)などの他のFX会社と比較して少なめです。
ただし「ユーロ/米ドル」や「米ドル/円」「ポンド/米ドル」などの取引量が多い通貨ペアや、スワップポイントが高く設定されやすい「トルコリラ/円」や「南アフリカランド/円」は取扱いがありますので、通貨ペア10種類と少なめではありますが、おさえるところはきちんとおさえてある、という印象です。
※追記:2020年12月19日より取扱い通貨ペアが13種類追加され、計23通貨ペアの取引が可能になりました。
取引単位が1万通貨単位
LINEFXは取引単位が1万通貨単位ですので、例えば米ドル/円の為替レートが1ドル=100円であれば40,000円(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。
近年は1000通貨単位(必要証拠金は約4000円)や100通貨単位(必要証拠金は約400円)、なかには1通貨単位(必要証拠金は約4円~約5円)から取引可能なFX会社もありますので、取引単位が1万通貨単位である点はFX初心者の人や少額からFXをはじめたい人にとってはデメリットとなりえます。
※追記:2020年12月19日より取引単位が1000通貨単位に変更されましたので少額資金での取引もしやすくなりました。
さいごに
2020年12月19日のアップデートにより取扱い通貨ペアが10種類→23種類、取引単位が10,000通貨単位→1,000通貨単位に変更されました。
取扱い通貨ペアや取引単位はFXにおいて大事な部分ですので、この点が拡充されたのは投資家にとってメリットと言えます。
また従来からある、高性能アプリや為替情報の通知機能、さらに口座開設後の1取引(1Lot)で5,000円(0.1Lot~0.9Lotまでは1,000円)がキャッシュバックされる点もメリットとして非常に大きいと思います。
口座開設はスマホやパソコンから簡単に行うことができ、口座開設料や維持費、入金や出金時の手数料も発生しませんのLINEFXが気になった方はチャレンジされてはどうでしょうか。
LINE FX【公式サイト】
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