【資産運用ガイド】目的別おすすめ投資10選!

金融リテラシークイズ!少し難しいお金の問題【中級者向け10問】

【中級レベル】お金のクイズ!簡単そうで少し難しい10問

こんにちは。ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

前回の金融リテラシークイズ「初級レベル」に続き、今回は少し難しい「中級レベル」を10問用意しました。

※金融リテラシークイズ問題のレベル設定について

FP事務所運営&資格講師としての経験をもとにクイズを200問作成。その後3名のFP仲間を加えてクイズの難易度やバランスを考慮して「初級」「中級」「上級」「超上級」「最上級」の5段階に振り分け、そこから10問を厳選。

問題下の↓をクリック(またはタップ)すると答えがでるようになっています。

正解は○○です!…こんな感じです。

 

hana
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集計機能や正答率のようなお役立ち機能はありませんので、あらかじめご了承ください。

初級レベルに比べて少し難しいですが全問正解目指して頑張ってください!

少し難しい!金融リテラシークイズ全10問【中級レベル】

第1問(預金保険制度)

万が一金融機関が破綻した場合でも預金保険制度による保護の仕組み(セーフティネット)がありますが、さて、利息のつく普通預金はいくらまで保護されるでしょう?

一つの金融機関ごとに、預金者1人につき、元本1,000万円までとその利息

一つの金融機関ごとに、預金口座1つにつき、元本1,000万円までとその利息

開設している金融機関口座を合算して、元本合計1,000万円までとその利息

正解は「一つの金融機関ごとに、預金者1人につき、元本1,000万円までとその利息」です!当座預金や利息のつかない普通預金は全額保護されます。預金保険制度は国内に本店がある銀行等の預金を保護の対象にしていますが、国内に本店があっても海外支店に預けている預金は対象外です。また、外貨預金も対象外です。

 

第2問(ゆうちょ銀行)

ゆうちょ銀行の通常貯金と定期性貯金を合算した預入限度額はいくらでしょう?

1,600万円(通常貯金1,000万円+定期性貯金600万円)

2,600万円(通常貯金1,300万円+定期性貯金1,300万円)

3,600万円(通常貯金1,800万円+定期性貯金1,800万円)

正解は「2,600万円(通常貯金1,300万円+定期性貯金1,300万円)」です!なお、財産形成定額貯金、財産形成年金定額貯金、財産形成住宅定額貯金については定期性貯金の預入限度額1,300万円とは別枠で550万円まで預け入れできます。

 

第3問(切手の額面)

2021年3月現在、郵便局が販売している普通切手でもっとも額面が高い切手はいくらでしょう?

500円

800円

1,000円

正解は「500円」です!以前は1,000円切手も販売されていましたが2019年の消費税引き上げによる郵便料金の変更にともなって廃止されました。

 

第4問(利息制限法)

お金を借りるときの金利には利息制限法によって上限金利が設定されていますが、さて、10万円以上100万円未満のお金を借りるときの上限金利は何パーセントでしょう?

年15%

年18%

年20%

正解は「年18%」です!なお、10万円未満の借入れは年20%、100万円以上の借入れは年15%に上限金利が設定されています。

 

第5問(フラット35)

フラット35とは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンですが、さて、フラット35の融資限度額は最高でいくらまででしょう?

4,000万円

6,000万円

8,000万円

正解は「8,000万円」です!融資限度額:100万円以上8,000万円以下、返済期間:15年以上(満60歳以上の場合は10年以上)35年以内、融資対象となる住宅の床面積:戸建て70㎡以上・マンション等の共同住宅30㎡以上、さらに申込時の年齢(70歳未満)や収入基準も設けられています。

 

第6問(がん保険)

(ほとんどの)がん保険には加入から一定期間のがんを保障しない(その期間にがんと診断されても給付金が支払われない)免責期間が設けられていますが、一般的に設定されている免責期間として正しいものはどれでしょう?

加入後30日(または1カ月)

加入後90日(または3カ月)

加入後180日(または6カ月)

正解は「加入後90日(または3カ月)」です!免責期間には、すでにがんに罹患している可能性がある人が意図的にがん保険に加入して給付金を受け取ることを防止する目的があります。なお、免責期間中にがんと診断確定された場合の保険契約は無効になります。

 

第7問(火災保険と地震保険)

建物や家財の損害保険には火災保険(火災や落雷、風災などによる損害を補償)と地震保険(地震、噴火、津波による火災や損壊などを補償)がありますが、さて、地震保険のみ単独で加入することはできるでしょうか?

できる

できない

正解は「できない」です!地震保険は火災保険の特約として加入する必要があり、保険金額も火災保険の30%~50%以内(建物は5,000万円、家財は1,000万円が上限)となっています。

 

第8問(為替と金利の関係)

円高とは特定の外国通貨に対して日本円の価値が高くなること(例:1ドル100円だったレートが80円になる等)ですが、さて、円高の場合、金利は上昇しやすいでしょうか?低下しやすいでしょうか?

金利は上昇しやすい

金利は低下しやすい

正解は「金利は低下しやすい」です!通常、円高になると海外から物を安く輸入できるため、国内の物価も下がりやすく、インフレ懸念が後退することから金利は低下する傾向にあります。一方、円安時は金利が上昇しやすくなります。

 

第9問(投資用語)

株式の配当金や債券の利子、不動産の家賃収入といった資産を保有することで継続的に得られる収入を投資用語で何ゲインというでしょう?

インカムゲイン

ホールドゲイン

キャピタルゲイン

正解は「インカムゲイン」です!資産保有中に得られる利益(インカムゲイン)に対して保有資産の売却により得られる利益をキャピタルゲインといいます。※ホールドゲインという投資用語はありません。

 

第10問(損益通算)

下記の所得のうち損益通算(所得に損失(赤字)がある場合に他の所得(黒字)から差し引くこと)ができない所得はどれでしょう?

譲渡所得の損失

山林所得の損失

一時所得の損失

正解は「一時所得の損失」です!10種類の所得のうち損益通算の対象になる損失は不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得の4種類です。ただし、1個または1組の価格が30万円を超える貴金属や絵画などの譲渡による損失や不動産所得の損失であっても土地等を取得するための借入金の利子などは損益通算の対象になりません。

 

さいごに

お疲れさまでした。

金融リテラシークイズクイズ【中級レベル】はいかがでしたか。

問題の難易度から10問中7問以上正解でしたらお金の知識(マネーリテラシー)を十分お持ちなのでは、と思います。

hana
hana

さらに、上級レベル、超上級レベル…と難易度をあげたクイズを掲載する予定ですので、今回のクイズがけっこう楽しかった!という方は、ぜひ次回もチャレンジされてください!