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クレジットカードの限度額(利用可能枠)と増枠する方法を解説!

クレジットカードには財布の中の現金が寂しいときでも商品やサービスの購入ができたり、お金の受け渡しによる接触を避けスムーズな会計ができたり、最近では家計簿アプリ等と連携することでスマホを使った支出管理も容易になっているなど複数のメリットがあります。

ただしクレジットカードを持っているからといって無尽蔵に商品やサービスを購入できるわけではなく、クレジットカードには所有者それぞれの状況・状態(年齢、年収、職業、持家の有無など)に応じて「限度額(利用可能枠)」が設定されています。

hana
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そこで、この記事ではクレジットカードの限度額を構成している4つの利用可能枠の仕組みと利用限度額を増枠(増額)する方法をわかりやすく解説します!

限度額を構成する4つの利用可能枠

クレジットカードの限度額は「ショッピング利用可能枠」「内ショッピング割賦枠」「キャッシング利用可能枠」「総利用可能枠」の4つで構成されています。

ショッピング利用可能枠

ショッピング利用可能枠とは1回払い、2回以上の分割払い、ボーナス払い、リボルビング払いで利用することができるショッピングに係る利用限度額のことです。

申込者の年齢や年収、職業、家族構成(配偶者や扶養家族の有無など)、住まい(持家か賃貸か)の状況、信用情報などを総合的に勘案して各クレジットカード会社が利用可能枠を判断します。

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各クレジットカード会社の利用可能枠の設定方法やカード発行にかかる詳細な審査基準は公開されていませんが、一般的に申込者の年齢、年収、職業、雇用形態、勤続年数、家族構成(配偶者や扶養家族の有無)、住居状況などの情報と信用情報機関に登録されている信用情報をスコアリング化(信用度を点数化)してクレジットカード発行に係る是非を判断していると考えられています。

内ショッピング割賦枠

内ショッピング割賦枠とはショッピング利用可能枠のうち1回払いを除いた2回以上の分割払い、ボーナス払い、リボルビング払いで利用することができる限度額のことです。

割賦(かっぷ)とは代金を何回かに分割して支払う方法のことですが、割賦販売には割賦販売法の規定が適用されるため、内ショッピング割賦枠の設定にあたっては年収から生活維持費と年間請求予定額を差し引いた包括支払可能見込額に90%を乗じた金額を上限として設定されます。

そのため申込者によっては「ショッピング利用可能枠(1回払いも含めた利用可能枠)」と「内ショッピング割賦枠(1回払いを除いた利用可能枠)」が同額の場合もありますし、異なる(内ショッピング割賦枠が低くなる)場合もあります。

hana
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間違いやすい点ですが、例えば「ショッピング利用可能枠」が30万円、「内ショッピング割賦枠」が20万円に設定された場合、30万円のショッピング利用可能枠のうち20万円までが分割払いで利用できるということです。30万円+20万円=50万円がショッピングで利用できるわけではありませんのでご注意ください!

キャッシング利用可能枠

キャッシング利用可能枠とはクレジットカードを利用してお金を借り入れることができる限度額のことです。

キャッシング利用可能枠の設定にあたっては申込者の属性等による信用度のほかにも貸金業法による総量規制(年収の3分の1を超える貸付はできない)の規定が適用されますので、年収の3分の1を超えない範囲で設定されます。

hana
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キャッシング利用可能枠に係る総量規制は他の借入金を含めて判断されますので、すでにキャッシング利用可能枠のあるクレジットカードを所持している場合や他の借入金がある場合などは希望するキャッシング利用可能枠がつかない場合があります。なお、ショッピング利用可能枠は総量規制の対象ではありません。

総利用可能枠

総利用可能枠とはショッピング(割賦枠含む)とキャッシングに利用できるクレジットカードの総利用可能額(限度額)のことです。

例えば総利用可能枠が50万円に設定されているクレジットカードでショッピング利用可能枠が30万円、内割賦枠30万円、キャッシング利用可能枠が20万円のカードであれば、ショッピング利用は30万円が限度額となり、キャッシング利用は20万円が限度額になります。

上記の場合はショッピング利用可能枠(割賦枠含む)とキャッシング利用可能枠の合計が総利用可能枠となるので理解しやすいのですが、なかには下記のようなケースがあります。

例:クレジットカードの総利用可能枠(限度額)

総利用可能枠:50万円

ショッピング利用可能枠:50万円

内ショッピング割賦枠:50万円

キャッシング利用可能枠:10万円

この場合はショッピング利用可能枠(割賦枠含む)50万円とキャッシング利用可能枠10万円を合計した総利用可能枠が50万円に設定されていますので、ショッピングとキャッシングの両方を利用可能枠いっぱいに使うことができません。

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仮にキャッシングで10万円を借入れた場合は枠が復活する(支払日に登録口座から引き落とされる)まではショッピング利用可能枠は40万円までに制限されますし、ショッピングで50万円利用した場合は枠が復活するまではキャッシングの利用ができません。

利用可能枠を増枠(増額)する方法

クレジットカードの限度額(利用可能枠)を増枠(増額)するには「カードランクを変更する」「増枠申請をする」「一時的な増枠を申込む」方法と「自動的に増枠される」ケースがあります。

カードランクを変更する

限度額を増枠するためのカードランクの変更とは一般カードからゴールドカードやプラチナカードなどのステータスカードへとグレードアップさせることで増枠する方法です。

通常、一般カード→ゴールドカード→プラチナカード→ブラックカードとカードランクが上昇するにつれて利用可能枠も増えていきますので、年収の増加やクレヒス(クレジットカードヒストリー)と言われるクレジットカード利用履歴に問題がない場合などは利用しているクレジットカード会社にカードランクの変更を申請してもいいかもしれません。

申請後、審査が行われカードランク変更の可否が通知されます。

増枠申請をする

利用しているクレジットカード会社に申請することで増枠できる可能性があります。

増枠申請は店頭や電話、クレジットカード会社のホームページ(会員管理画面)から申請できる場合が多く、申請後は所定の審査が行われ結果が通知されます。(審査期間は数日~2週間程度などクレジットカード会社で異なる)

申請にあたっては申込可能単位(例:10万円単位など)やショッピング利用可能枠のみといった制限、カード入会後○ヵ月以内の人は不可、前回の増額から○ヵ月以内の人は不可、といったクレジットカード会社の規定が存在するケースがありますので事前に確認してから申請するようにしましょう。

一時的な増枠を申込む

旅行費用や学習費の発生など一時的に増枠したい場合、クレジットカード会社に申込むことで一時的に増枠できる可能性があります。

継続的な増枠申請と比べて審査が比較的通りやすく、審査期間も短めという傾向がありますので一時的に増枠したい人は申請を検討されるといいかもしれません。

自動的に増枠される

クレジットカード発行から一定の期間が経過し、その間の利用履歴に問題がない場合などはクレジットカード会社の規定で限度額が自動的に引き上げられることがあります。

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これはクレジットカード会社はカード発行後も定期に、または不定期に利用者の再審査を行っているためです。ただし自動的に限度額が増枠されるかどうかや増枠の審査基準は各クレジットカード会社で判断が異なっています。

さいごに

この記事ではクレジットカードの限度額を構成する「ショッピング利用可能枠」「内ショッピング割賦枠」「キャッシング利用可能枠」「総利用可能枠」の4つの仕組みと限度額を増枠する方法について記載しました。

クレジットカードの限度額(利用可能枠)はショッピングやキャッシングを利用するうえで重要な部分ですのでクレジットカード発行時に同封されていた書類や会員専用の管理画面、カスタマーサービスへの問い合わせ等で確認して把握しておきましょう。