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家計節約に効果的な固定費6項目!見直し方法をFPが教えます

家計節約に効果的な固定費6項目!見直し方法をFPが教えます
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こんにちは。ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

家計の節約にはいろんな種類があります。

食材を工夫した節約レシピ、まとめ買い、日々の節水、節電、家計簿アプリなど。最近ではおつりで投資トラノコなど、買い物のおつりを自動的に投資にまわして浪費・消費をさける節約方法もあります。

私はFP事務所を運営しているのですが「節約って何から始めたらいいの?」「節約って大変そう…」「カンタンな節約方法は?」と相談を受けることがあります。

そうなんですよね。

「家計の節約」って種類が多すぎて迷ってしまったり、継続してやらなければいけなかったり、成果がでるまでに時間がかかったりでけっこう大変なんです。

hana
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そこでこの記事では、節約ビギナーにおすすめの「1回見直すだけ」で家計負担を「継続して減らせる方法」を紹介します!

見直すのは「6項目の固定費」です!

家計見直しは固定費6項目がポイント!

家計の支出を大きくわけると「固定費」と「変動費」

変動費とは毎月の支出額が一定でない(変動する)費用のこと。食費、日用品費、被服費、交通費、レジャー費などが該当します。

とりわけ食費は家計に占める割合が高い(※)です。

※総務省統計局の家計調査年報(2019年)によると二人以上世帯の食費は月80,461円で消費支出に占める割合は25.7%(エンゲル係数)となっています。

一方、固定費とは毎月(もしくは毎年)必ず発生する支出のことです。

支出金額は固定されている支出と(基本料金+使用料金)で構成されている支出がありますので、すべてが一定額というわけではありません。

固定費のなかで家計負担を大きく減らせる6項目はコレです。

・住宅関連費

・水道光熱費

・通信費

・保険料

・自動車関連費

・年会費/月額利用料がかかるもの

hana
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それぞれの見直しポイントを解説していきます!

家計の住宅関連費を見直す

住居にかかる固定費は賃貸か持家(住宅ローン返済中)かで見直し方法が異なります。

賃貸住宅の場合

賃貸住宅にかかる固定費は家賃と共益費(管理費)です。物件によっては自治会費や、契約更新時(だいたい2年に1回)に更新料が必要です。

固定費削減のポイントは「家賃の値下げ交渉」or「引越し」です。

家賃は契約更新時期や周辺家賃相場と比較して高い場合など大家さん(もしくは管理会社)に交渉することで減額してもらうことが可能です。

hana
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家賃の値下げ交渉なんてハードルが高すぎる!と思われるかもしれませんが、一言お願いするだけでわりと上手くいきます。

私の経験上ですが、八割方値下げOKで月5万~6万円のワンルームで3千円程度安くなることが多いです。

引越しの場合は家賃だけでなく共益費(管理費)、自治会費、更新料など発生する費用を総合的に判断して引越しを決めると後々の固定費抑制につながります。

さらにキャッシュバックサイトを経由して引越しをするとお祝い金がもらえますので活用できるものは活用してお得に引越しをすることも大切です。

例えばキャッシュバック賃貸を経由して引越しをするとお祝い金が必ず5,000円~最大10万円もらえます。スーモやハウスメイトなど全国700万物件ほど掲載されていますのでいい物件がみつかる可能性大です。

キャッシュバック賃貸

キャッシュバック賃貸【公式サイト】

持家の場合(住宅ローン返済中)

持家の固定費には住宅ローン返済額、固定資産税、都市計画税があり、マンションの場合は修繕積立金、管理費も発生します。

固定費削減のポイントは「住宅ローンの見直し」です。

おもな見直し方法は2つ。「繰り上げ返済」と「借り換え」です。

繰り上げ返済で住宅ローン負担軽減

繰り上げ返済とは住宅ローンの一部を返済期日前に返すことで以降のローン負担を減らす方法です。

毎月の返済額は変えずに返済期間を短くする「返済期間短縮型」と返済期間は変えずに毎月の返済額を軽減する「返済額軽減型」があります。

利息軽減効果は返済期間短縮型のほうが高くなりますが、毎月の返済額は変わらないので当面の固定費削減にはなりません。

そのため固定費削減には返済額軽減型が効果的ですが、繰り上げ返済を利用するには一定のまとまった資金が必要などデメリットもありますので「借り換え」がより検討に値します。

借り換えで固定費削減

借り換えとは現在の住宅ローンをもっと金利の低い別の住宅ローンに変更することです。

一般的に「住宅ローンの残高1,000万円以上」「残りの返済期間10年以上」「変更すると金利が1%以上低くなる」の3つが備わっていると借り換えメリットがあるといわれていますが、金利差0.5%程度でも住宅ローン負担が軽減されるケースがよくありますので、借り換えが気になった方は一度専門家に相談されることをおすすめします。

FP相談(リクルートグループ)【公式サイト】

 

FP相談は家計の見直しや将来必要になるお金のプランニングを専門家に無料相談できるサービスです。(運営会社はリクルート)

住宅ローンの借り換えも無料相談OKですので、ぜひご活用ください。

家計の水道光熱費を見直す

水道光熱費の節約と聞くと節水や節電のイメージですが、簡単かつ大幅に節約するには光熱費(ガス代・電気代)の乗り換えが効果的です。

2016年4月より電力の小売りが全面自由化され、続いて2017年4月からは都市ガスも自由化されました。

これにより住まいの地域に関係なく自由に電力会社やガス会社を選ぶことができますので料金やサービスを比較してよりお得なプランに変更するのが固定費削減に効果的です。

hana
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プロパンガス(LPガス)はそもそも自由料金制のため自由にガス会社を選ぶことができたのですが、電力自由化の流れで知ったという人が多いようです。

プロパンガス(LPガス)のガス会社変更による見直し効果は世帯数や使用方法でバラつきはありますが、年間2万円~3万円程度の固定費削減につながる可能性があります。

電気料金は新電力に切り替えることで安くなったり、都市ガスと電気をセットで契約することで割引になったりするサービスもあります。

家計の通信費を見直す

家計のおもな通信費には携帯電話、固定電話、インターネット回線がありますが、このうち固定費削減のポイントは「携帯電話とインターネット回線の見直し」です。

携帯電話の見直し

携帯電話料金を安く見直す方法はキャリアの変更プランの変更です。

大手3大キャリア(NTTドコモ、ソフトバンク、au)の携帯代は月8,000円程度かかることが多いですが、格安SIMを提供しているY!mobileなどのMVNOを利用した場合、携帯代が月3,000程度になる可能性が高いです。

現在利用しているキャリアが大手3大キャリアの場合、月5,000円程度の固定費削減になりますので格安SIMへの変更を検討されてもいいかもしれません。

Y!mobile

Y!mobile【公式サイト】

※2021年3月~ドコモの「ahamo(アハモ)」が提供開始予定ですので、今後はいっそう安い料金プランが各社でてくる可能性があります。

料金プランの見直しも固定費削減におすすめ。

契約しているデータプランの容量を使いきれていない場合や自宅にインターネット環境があって無線LANやWi-Fiを利用できる場合は容量の少ないプランに変更もアリです。

インターネット回線の見直し

インターネット回線の見直しも家計の固定費削減に効果的です。

ただし光回線(工事が必要)やモバイルWi-Fi(工事不要)、ホームルーター(工事不要)など、それぞれ利用目的が異なりますので料金だけでなく利用用途に応じて選択する必要があります。

そのうえで月額料金の安い回線やスマホとのセット割が利用できる回線に変更されると目的を損なわずに家計の節約につながります。

例えばモバイルWi-FiをGMOとくとくBB(WiMAX2+)で契約するとauスマホユーザーはスマホ代が毎月最大1,000円値引きになります。

【GMOとくとくBB】ドコモ光(ネット回線)ではドコモのスマホ代が家族全員毎月最大1,000円値引きになり、新規工事料無料、Wi-Fiルーター無料レンタル、現金キャッシュバックなど特典もありますので、毎月の固定費削減はもちろんお得に利用することができます。

家計の保険料を見直す

家計節約のために見直したい保険は「生命保険」「医療保険」です。

公益財団法人生命保険文化センターの「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」によると生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は88.7%、医療保険は88.5%となっており、世帯の年間払込保険料は平均382,000円と公表されています。

生命保険の世帯加入率は全生保で88.7%(前回89.2%)、民保で79.1%(前回78.6%)
引用:生命保険(個人年金保険を含む)の加入状況(公益財団法人 生命保険文化センター)

月3万円以上の保険料が高いかどうかは家族構成や加入目的などによって異なりますが、以前加入したまま高い保険料を払い続けているケースや保険金額の設定が過剰なケースもありますので、見直すことで固定費を削減できる可能性があります。

保険を見直す手順

①必要な保障を検討する

ポイント:生活費、医療費、教育費、老後資金、介護費など、それぞれ「いくら必要」「いくら保険で備える必要があるのか」「いつまで保障が必要なのか」を検討

②現在加入している保険を確認して①で計算した必要額と比較する

③かけすぎている保険契約があれば一部解約する、または同様の保障内容で保険料が安くなる保険に加入し直す

hana
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箇条書きにすると簡単そうですが、保険の見直しは1人でやるとけっこう大変です。

必要な保険を間違えて解約したり、保険期間に空白が生じたりするケースもありますので、無料FP相談などの窓口を活用されるのがおすすめです!

保険の見直しを相談できる無料窓口を3つ紹介しています。専門家に相談しながら見直すと保障内容と保険料のバランスがとれた最適な保険がみつかりやすいです。

家計の自動車関連費を見直す

自動車関連費には駐車場代、ガソリン代、車検代、自動車保険料などの費用やローン購入の場合は返済額の負担もあります。

固定費削減のポイントは「自動車の利用について」検討してみることです。

自動車は仕事上必要な場合や住まいの地域によっては不可欠な場合もありますので、一概にはいえませんが、自動車をほとんど使っていないのであれば、利用の都度レンタカーカーシェアリングを活用したり、定期的に新車に買い替えているのであればカーリースを検討したりなど、自動車の利用方法を見直すことで毎月の固定費をおさえることが可能です。

年会費や月額利用料が発生する固定費を見直す

年会費や月額利用料が発生するものにはクレジットカード、VOD(動画配信サービス)、漫画や雑誌の読み放題サービス、スポーツジム、習い事、通信販売サプリなどさまざまな種類があります。

固定費削減のポイントは「本当に必要なサービスなのか見直す」ことです。

例えば動画配信サービス(U-NEXTDAZNABEMAなど)はお試し期間などの無料特典がありますので、加入したまま解約を忘れていたなんてことがあるかもしれません。

休日などに楽しめるサービスですので必要なものは残しておきたいですが、あまり視聴していないのであれば解約されると家計の節約につながります。

クレジットカードはショッピングでポイントが貯まったり、キャッシング機能でお金を借りることができたりと便利ですが、年会費の負担がある場合はサービスとの兼ね合い(ポイント付与率、各種特典、補償内容など)を考慮したうえでイオンカード(WAON一体型)dカードなどの年会費無料のクレジットカードに変更されるのもおすすめです。

クレジットカードのキャッシング機能をよく利用されている場合は、年会費がかからないカードローンに変更されると借入利率がさがることが多いので検討されてもいいかもしれません。

さいごに

この記事では家計の見直しに効果的な6項目の固定費をお伝えしました。

6項目すべてを見直すのは大変かもしれませんが一度見直しておくだけで家計の節約が継続しますので見直す価値はかなり高いです!

固定費削減によって浮いたお金を貯蓄や投資にまわすことで将来に備えることができますので、ぜひご検討ください。

hana
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コツコツ系の節約も大事ですので一緒に頑張りましょう!