債券リスクと格付け、個人向け国債の仕組み【FP講座】

金融資産運用

こんにちは。

1級FP技能士(ファイナンシャルプランナー)のhanaです。

今回はファイナンシャルプランナー2級、3級試験科目から債券の3つのリスクと個人向け国債について説明いたします。

それでは、FP講座を始めます。

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債券の3つのリスとは

債券は国内の国債、地方債、社債だけでなく外国の債券など非常に多くの債券が存在します。

それらの債券は金利や経済情勢、また発行元の破産など様々なリスクをはらんでいます。

ここではFP試験で問われやすい3つのリスクを紹介いたします。

デフォルトリスク(信用リスク)

デフォルトリスクとは、例えば企業が発行する社債であれば、その企業の業績などが悪化することで、債券の利子や償還される予定の金額の全部または一部が支払われなくなるリスクです。

債券投資にあたっては投資先の国や企業などの信用リスク(破綻のおそれ)を把握しておく必要があります。

hana
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民間の格付け会社が公表している格付けが1つの目安になります。

格付けとは債券の発行者の信用度を表す指標となるもので、AAA(トリプルA)、AA(ダブルA)、A(シングルA)、BBB(トリプルB)・・・とA、B、C、Dの順に3段階ずつの評価をしているもので、AAA(トリプルA)が最も評価が高く、D(シングルD)が最も低い評価となります。

hana
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BBB(トリプルB)以上を投資適格債、BB(ダブルB)以下を投資不適格債または、ジャンク債ハイ・イールド債とも呼ばれています。

なお、格付け、債券価格、利回りの3つには関係性があり、格付け評価が高い場合(優良であると判断)、破綻リスクは低いので債券価格は高くなります。その結果、利回りは低くなります。

一方、格付けが低い場合は、債券価格は安くなり、その結果、利回りが高くなります。

価格変動リスク

価格変動リスクとは、金利の変動で、債券価格が変動してしまうリスクです。

債券は金利の上昇で価格が下落する傾向にありますので、期間の長い債券(長期債)ほど、期間が長いぶん金利上昇に遭遇する確率が高いので、価格変動リスクが大きいといえます。

カントリーリスク

カントリーリスクとは、外国の債券に投資する場合の、その国の経済情勢等の影響で、投資した資金が回収不能になるなどのリスクのことです。

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個人向け国債

国が発行する国債には2年満期、5年満期の中期国債、10年満期の長期国債、20年以上の満期が設定さいれている超長期国債などがありますが、個人向け国債とは購入者を個人に限定した国債のことです。

個人向け国債には、3年固定金利型、5年固定金利型、10年変動金利型の3種類があり、毎月発行されており、利払いは年2回で、額面1万円単位で購入することができます。

購入後、満期まで待てずに中途換金する場合は、発行から1年経過後は国が額面で買い取る(中途換金調整額が発生)仕組みになっています。

金利は3種類それぞれ基準金利に対して、10年変動型(基準金利×0.66%)3年固定型(基準金利-0.03%)5年固定型(基準金利-0.05%)と設定されていますが、下限金利0.05%は3種類共通です。

さいごに

今回のファイナンシャルプランナー2級、3級試験講座では、債券の3つのリスクと個人向け国債について説明させていただきました。

このFP資格講座がお役に立てば幸いです。

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