インタレストカバレッジレシオの目的と計算方法を解説

投資

こんにちは。

ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。

この記事では↓

「インタレストカバレッジレシオ」って名称の響きがカッコいいよね。知ってたらモテそうな気がするので意味や使いかた、計算方法を教えてください!

こんな願望を叶えます。

スポンサーリンク

インタレストカバレッジレシオの目的

インタレストカバレッジレシオとは企業の財務安定性(健全性)を判断する指標の一つで企業の借入金等の利息支払い能力を測る尺度として活用されるものです。

借金やローンなどの融資審査時や債券の格付け、株式投資等の判断時などに利用されています。

hana
hana

インタレストカバレッジレシオという名称は、インタレスト=支払利息、カバレッジ=カバーする、レシオ=割合の3つを組み合わせたものです。

インタレストカバレッジレシオの計算方法

インタレストカバレッジレシオは支払利息などの金融費用の何倍の事業利益があるのかを計算する指標ですので計算式は下記になります。

事業利益÷金融費用=インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

事業利益とは営業利益に受取利息および受取配当金、有価証券利息を加算したものです。

金融費用とは支払利息および割引料、社債利息の合計金額です。

計算例:営業利益が200万円、受取利息等の合計が5万円、金融費用が30万円の場合

(200万円+5万円)÷30万円=約6.8倍

インタレストカバレッジレシオの目安

インタレストカバレッジレシオの目安については判断する目的(融資や投資判断など)で異なりますが、おおむね2倍~3倍以上の水準であれば適正値と判断される場合が多いです。

理想的な水準としては10倍以上優良企業と判断される水準は20倍以上と一般的に考えられています。

インタレストカバレッジレシオは金融費用を事業利益でカバーできる割合をしめしていますので、この数値が1に近づくにつれて支払利息等の負担割合が大きいということになります。

仮に1倍であれば営業利益(本業の儲け)と受取利息等の合計金額が会社から出ていく金融費用と同額ということになりますので一般的に注意水準と判断されます。

1倍未満になると営業利益等でまかなえないほどの支払利息等の負担があるということですので要注意水準と判断されます。

スポンサーリンク

投資判断時の注意点

インタレストカバレッジレシオは数値が高ければ高いほど企業の財務安定性(健全性)が良いと判断することができますが、この数値は「営業利益」「受取利息等」「支払利息等」の変化で大きく変わります。

営業利益や受取利息等の減少でインタレストカバレッジレシオの数値は悪化しますし、支払利息の増加でも悪化してしまいます。

特に営業利益は変化が激しい傾向にありますのでインタレストカバレッジレシオをみて投資判断をするときは企業の単年度の営業利益だけでなく複数年にわたる営業利益を加味して投資判断をする必要があるでしょう。

さいごに

今回はインタレストカバレッジレシオについて意味や目的、計算方法、目安、注意点をお伝えいたしました。

この指標は企業の財務安定性(健全性)を見極めるうえでの重要な指標の一つですので、見方をマスターして活用できるようにぜひ押さえておきましょう。

【あわせて読みたい関連記事】