【資産運用ガイド】目的別おすすめ投資10選!

不動産投資におすすめの本を紹介!【初心者向け入門書4選】

不動産投資におすすめの本を紹介!【初心者向け入門書4選】
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不動産投資におすすめの本を4冊に絞って紹介します。

不動産投資とはマンションやアパート、戸建て住宅、またはオフィスビルなどの不動産を取得して、物件から発生する賃貸料収入(インカムゲイン)売却収入(キャピタルゲイン)を得る投資手法です。

預貯金、有価証券と並び財産三分法の一つとして注目されている不動産ですが、日本においては2000年に発売された書籍「金持ち父さん貧乏父さん(ロバートキヨサキ著)」の影響で不動産投資をはじめる人が増えました。

ただ、不動産投資には検討しなければならない項目(不動産の種類、立地、設備や間取り、収益計画、ローン返済プラン、管理会社、税金など)がかなりありますので、不動産投資初心者にとって「何からはじめたらいいのか」がわかりづらい一面があります。

hana
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この記事では不動産投資をはじめる前に読んでおきたい、おさえるべきポイントを具体的に学べる、不動産投資の初心者向けおすすめ本・入門書を4冊紹介します。

不動産投資おすすめ本①世界一やさしい不動産投資の教科書1年生

不動産投資におすすめの本1冊目は「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」です。

タイトル世界一やさしい不動産投資の教科書1年生
著者浅井佐知子
出版社ソーテック社
ページ数271ページ
発売日‎2015/11/21
特徴不動産投資の初心者におすすめ

不動産鑑定士の資格を持つ著者の浅井佐知子氏は20年以上不動産業界で経験を積み、携わった案件数5,000件以上という不動産の専門家。本書ではその専門的な知識を活かしながら不動産投資初心者向けにわかりやすく解説されています。

「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」の構成

  • 不動産投資の基本的な仕組み
  • 不動産投資のコスト
  • 不動産投資で成功するための3つのステップ
  • 物件選びで失敗しないための3つのステップ
  • 不動産投資物件の契約について

本書では「不動産投資とはどういうものなのか?儲かるのか?」という不動産投資初心者が最初に考えることから、成功するため(失敗しないため)の具体的な判断基準(例:新耐震基準前に建てられたマンションは選んではいけない理由)まで網羅。タイトル通り「不動産投資の教科書」としてふさわしい内容です。

hana
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本書は授業のように1限目から6限目で構成されており、図や表をつかってまとめられていますので、不動産投資初心者にも読みやすい1冊です!

不動産投資おすすめ本②確実に儲けを生み出す不動産投資の教科書

不動産投資におすすめの本2冊目は「確実に儲けを生み出す不動産投資の教科書」です。

タイトル確実に儲けを生み出す不動産投資の教科書
著者姫野 秀喜
出版社明日香出版社
ページ数320ページ
発売日‎2020/3/12
特徴不動産投資の「具体的なコツ」が分かる

著者の姫野秀喜氏は年間100件以上の不動産調査を行い、不動産の購入、融資、賃貸経営のコンサルタントをされている不動産の専門家です。

豊富なコンサルティング経験をもとに本書では不動産投資の知識から投資家としての心構えまで丁寧に解説されています。

「確実に儲けを生み出す不動産投資の教科書」の構成

  • 不動産投資の目標設定と戦略策定
  • 不動産会社(投資のパートナー)探しのコツ
  • 物件の良し悪しを判断する方法
  • 不動産投資のシミュレーションの重要性とその作り方
  • 現地調査のポイント
  • 不動産ローンを組む場合の金融機関を探すコツ
  • 賃貸経営に必要な不動産管理会社の見つけ方
  • 不動産取得後、大家として最初にすること

本書では不動産投資の意義や目的といった重要な心構えから不動産投資を実践するために必要なパートナー探し(豊富な実績や経験がある不動産会社の探し方)、不動産ローンを組むさいの金融機関選び、物件取得後の不動産管理会社選びなど不動産投資で成功するために必要なコツが記述されています。

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「確実に儲けを生み出す」というタイトルに若干抵抗を覚える人もいらっしゃるかもしれませんが、本書は不動産投資をはじめるために必要な手順が1から10まで網羅されている良書です!

不動産投資おすすめ本③初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資

不動産投資におすすめの本3冊目は「初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書ー投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え」です。

タイトル初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資
著者鈴木宏史
出版社東洋経済新報社
ページ数288ページ
発売日2018/10/5
特徴100個の不動産投資Q&A

不動産鑑定士の資格を持つ著者の鈴木宏史氏はサラリーマン時代に不動産投資をはじめました。現在は不動産鑑定士事務所の経営者であり、かつ不動産投資情報サイトでコラムニストとしても活躍されています。

「初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書ー投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え」の構成

  • 不動産投資の基礎知識
  • 物件選びのコツ
  • 不動産ローンに係る融資戦略
  • 賃貸経営のコツ
  • 投資不動産の出口戦略(物件の手放し方など)
  • 不動産投資家としてのマインドセット

本書は不動産投資家が「不動産投資をはじめる前に知っておけばよかった」「これを知らなかったから苦労した」といった実際の内容をQ&A方式で解決していく構成になっています。

hana
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不動産投資に必要な情報を100のQ&Aに分割して構成してあるので、必要なところ、気になるところだけ目を通したり、好きな項目からの読みすすめが可能です。本(特に専門書)が苦手な人でも苦にならない1冊です。

不動産投資おすすめ本④普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資

不動産投資におすすめの本4冊目は「普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資」です。

タイトル普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資
著者名取幸二
出版社スタンダーズ
ページ数288ページ
発売日2019/9/5
特徴サラリーマン大家の不動産投資術

著者の名取幸二氏はサラリーマン時代に不動産投資を開始。年収1000万円以上の安定化に成功されたのち専業大家に転身されています。不動産投資の投資総額は8億円、物件種別はRCマンション10棟206室という豊富な購入実績をお持ちです。

本書では著者の経験をもとに「サラリーマン大家」になるために必要な情報がわかりやすく記述されています。

「普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資」の構成

  • サラリーマン大家になる心得
  • 物件購入の7つのルール
  • サラリーマン属性の活かし方や購入条件の交渉方法など
  • サラリーマン投資家の時間活用術

本書はサラリーマンなどの会社勤めの人が不動産投資をする場合に重要となる物件の選び方や収支計画、情報収集の仕方や銀行融資の基本などが丁寧に解説されています。

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著者の実践に基づくノウハウが具体的に記載されていますので、実際の不動産投資をイメージしやすく、かつ不動産投資におけるマインドを養うことにもつながる1冊です。

サラリーマンが不動産投資をする際の心得については以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてください。

不動産投資におすすめ本【選び方】

不動産投資におすすめ本【選び方】

ここまでで不動産投資におすすめの本を4冊に絞って紹介しました。不動産投資に関する本は、何百冊も出版されているため「どれを選べばいいの?」と判断に迷いがちです。

不動産投資本を選ぶときは、以下のポイントを意識しておくと、自分にあった書籍を選びやすくおすすめです。

不動産投資の初心者は「わかりやすい解説で全体像が掴める本」がおすすめ

これまでに、まったく不動産投資の本を読んだ経験がない場合は、不動産投資の全体像がわかりやすく解説された本がおすすめです。

可能であれば、本のページを少しめくってみて、なんとなくでも内容が理解できるか?を確認してみましょう。

本を読むのが苦手な場合は、漫画、イラスト、図解付きの書籍が視覚的に勉強できて理解が早いです。

初心者向けに書かれた本は、不動産投資の全体像が浅く広く網羅されている場合が多く「不動産投資の世界ってこんな感じなんだ!」とイメージを掴むのにも最適です。

■おすすめ書籍の例:「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」

不動産投資の中級者は「知りたいポイントが深掘りされた本」がおすすめ

不動産投資の中級者になると、より具体的なノウハウで「深く、狭く」学びたい事項が増えてきます。ひとくちに「不動産投資」といっても、

  • 融資の受け方
  • 不動産投資での節税方法
  • 利回り、試算、シミュレーションについて
  • 戸建てorアパートマンション投資
  • 投資期間(長期・中期・短期)
  • 中古物件or新築物件
  • リノベーション物件
  • 修繕、住宅設備に関する事項

……などなど、個人個人で知識を深めたい内容は変わってくるでしょう。

不動産投資の初心者向けに書かれた本は、不動産投資の全体像が把握できるように、まんべんなく情報が盛り込まれてはいますが、個々の項目については薄くしか触れられていません。

よって、知りたい内容を深掘りするためには、より専門的な書籍を手にする必要があります。

■おすすめ書籍の例:確実に儲けを生み出す不動産投資の教科書

「不動産投資のリスク、筆者の実際の体験談が書かれた本」もおすすめ

不動産投資にはリスクはつきもの。不動産投資をする前に現実的に起こりうるリスクを知り、投資の上で気をつけるポイントを知識として身につけておきましょう。

筆者の体験談、失敗談が正直に書かれた本を選べば、不動産投資の先駆者の経験を擬似的に体感できるため、気づきが多くなります。

■おすすめ書籍の例①:初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資

■おすすめ書籍の例②:普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資

不動産投資を本で勉強するメリット

不動産投資を本で勉強するメリット

不動産投資を本で勉強するメリットは以下の通り。

  • コスパよく、不動産投資が学べる
  • 正確な情報を得られる
  • 自分のペースで学べる

不動産投資の勉強方法は、本以外にもセミナー参加や不動産業者から直接情報を得る、ブログやホームページ、動画サイトで独学するなど、さまざまです。

ただ、不動産投資セミナーではしつこく勧誘される恐れがある、場の雰囲気に呑まれやすいなどのデメリットが、ブログなどでの独学は情報の正確性に難ありな恐れもあり、一抹の不安が残ります。

対して、不動産投資の書籍は、本が出版されるまでに多くの人が校正・企画チェックを行い、可能な限り正確な情報で執筆されています。

書籍の価格は、高くても数千円程度。自分の好きなときに好きなタイミングで不動産投資の勉強ができるため、本での勉強はマイペースに不動産投資を学びたいときにおすすめです。

不動産投資の第一歩

不動産投資をする際は、不動産会社や金融機関など、さまざまな人との関わりが発生します。すべてを一人で行うことも可能ですが容易ではありません。

不動産投資においては、取得する物件が投資に適しているかどうかを見極めるためのパートナー(不動産会社)や不動産ローンを組むさいの金融機関、賃貸経営を円滑に行うための不動産管理会社など、各関係者との交渉が必要となります。

不動産業者や金融機関と対等に交渉を行うためにも不動産投資の知識をきちんと取得しておくことが大切です。

その方法のひとつが書籍での勉強ですが、この他にも不動産会社の資料を読んでみる、不動産投資を一度小さくやってみるなどの実践的な勉強方法もおすすめです。

参考になる記事を掲載しておきます。ぜひご参照ください。