こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)のhanaです。
この記事では、私がFX取引のために読んできた100冊を超えるFX関連書籍から特におすすめの本を「5冊」紹介します。
おすすめの基準はこれ↓一つです。
実際のFX取引に役立つかどうか
私は12年以上(2020年6月時点)にわたるFX取引のなかで100冊を超えるFX書籍を読んできましたが、なかには基本的な概要の説明だけで実際の取引には役立てようがない本を何度も購入してしまいました。
本も安くはないので、役に立たない本を買ってしまうと後悔するんですよね。

ああ~お金と時間を無駄にしたあ…
「本を買う」ことは「自分への投資」ですので、やっぱり「リターン」が大切だと思います。
ダメな本にはダメな本なりの良いところがあるのかもしれませんが、はっきり言ってお金や時間がありあまっていない限り、そんな本を買っている暇はありません。
ここでFXのおすすめ本(5冊)の内訳を紹介します。
・FXの基本的な仕組みを理解するための「入門書」を1冊
・「ファンダメンタルズ分析」に役立つおすすめ本を1冊
・実践向きの「テクニカル分析(チャート分析)」に役立つおすすめ本を目的別に1冊ずつ(計2冊)
・相場に向き合うための「心構え、メンタル面の強化」におすすめの本を1冊

それでは紹介いたします!なお、厳選にあたり私だけの判断基準では客観性にかけるので他のFX投資家にも確認して「実際のFX取引に役立つ」おすすめ本(5冊)を選びました。
FXの基本が身につくおすすめの入門書
FXの入門書としておすすめしたい本はこちら↓です。
「一番売れてる月刊マネー誌ZAiが作った「FX」入門 改訂版」と、タイトルはやや長いですが、ページ数は216ページとコンパクトにまとまっています。
2017年11月出版(改訂版)ですので少々古い(2020年6月現在)と思われるかもしれませんが、この入門書で取り扱っているのは主に下記3点ですので3年程度の古さは特に問題ありません。
・FXの基礎知識や注意点
・ファンダメンタルズ分析の基礎知識
・テクニカル分析の基礎知識
加えてFX取引で成功している投資家の体験談(失敗談も掲載)や、書籍の編集に携わっていらっしゃる有名FX投資家の「羊飼い」氏のリアルトレードも紹介してあるので入門書として最適だと思います。
この本を読んでわかること
・「FXってこんな取引なんだ」といったFXの仕組みを1から理解できる
・FXトレードの判断基準になるファンダメンタルズ分析・テクニカル分析の基礎が身につく
・FX投資家の体験談から成功しやすいトレードや失敗しやすいトレードをイメージすることができる
・実際のFX取引のやり方や注意点を知ることができる
フルカラーで構成され図解をふんだんにつかった解説がとてもわかりやすいので、難しいイメージがあるFX投資を理解する「入門書」におすすめです。
なお、この本は多くのFX投資家に支持されている累計26万部のベストセラー本です。
FXのファンダメンタルズ分析におすすめの本
ファンダメンタルズ分析におすすめの本はこちら↓です。
FX取引におけるファンダメンタルズ分析では通貨ペアとなる国の金利、GDPや経済成長率、貿易収支など非常に多くの経済指標がもちいられます。
FXをはじめて間もない頃は「どの経済指標を判断基準にすればいいのか?」「そもそもGDPとは何なのか?」といった取引以前の部分で迷われることもあるかと思います。
そんなときに「金融マーケット予測ハンドブック」(2020年3月出版【第7版】)が役に立ちます。
この本を読んでわかること
・日本はもちろん米国、ユーロ圏、英国、オセアニア、エマージング(新興国)の経済・金融の見方がわかる
・為替市況だけでなく商品市況のポイントも押さえることができる
・ファンダメンタルズ分析だけでなくテクニカル分析の基礎まで学ぶことができる
本書は520ページの情報量がありますので一度に読みこなすのは難しいかもしれませんが、FXトレードの「辞書」として取引のたびに重宝するおすすめの本です。
なお余談ですが、ファンダメンタルズ分析における経済指標は「どこで確認するのか(知ることができるのか)」ですが、一番簡単な確認方法はFX会社の取引画面です。
特に外為オンラインは取引画面上またホームページ上で確認できる情報コンテンツが多いのでファンダメンタルズ分析におすすめです。
テクニカル(チャート)分析におすすめの本
テクニカル(チャート)分析におすすめの本はこちら↓です。
2018年11月に出版された本書は「ずっと使えるFXチャート分析の基本」と「ずっと使える」というだけあって2020年6月時点においても色あせていないテクニカル分析のおすすめ本です。
タイトルに「基本」と入っていますが内容は基礎知識だけでなくローソク足を使った実践向きのチャート分析や相場の見方について解説してあります。
この本を読んでわかること
・テクニカル分析の基礎知識
・テクニカル指標のメリットと欠点
・実際の取引で活用できるチャートの見方
論理的な解説でわかりやすい本書ですが、一つ気になる点があるとすれば208ページの情報量のため全てのテクニカル分析には対応していないことです。
そのためテクニカル分析の基礎知識や使い方がある程度わかっていて、その応用やさらなる向上のためにテクニカル分析を学びたい人には物足りない内容になるかもしれません。
「はじめてテクニカル分析の勉強をする人」「ローソク足などの基本的なチャート分析を取引に活かしたい人」にとっては有益な本になると思いますので参考にされてください。
こちら↓は様々な種類のテクニカル(チャート)分析を学ばれたい場合におすすめの本です。
568ページにわたる本書はテクニカル分析の「辞書」的存在で、タイトルに「先物」と入っていますが、FX(為替)はもちろん、株のチャート分析にも使える良書ですので、複数のテクニカル指標をマスターしたい方には「ずっと使えるFXチャート分析の基本」よりも、こちらの本がおすすめです。
FX取引の心構え・メンタル強化におすすめの本
FX取引の心構え(メンタル面)におすすめの本はこちら↓です。
本書は2002年に出版され2020年現在でも多くの人に支持されているベストセラー本の一つです。
株のデイトレードに関する心構え(メンタル面)について記述された本ですが、FX取引においても同様のことがいえる内容ばかりですのでFX投資家にも人気が高い本です。
この記事をご覧になっている方で、まだ実際にFX取引をしたことがない、という人もいらっしゃると思いますので記載しますが、FX取引をやってみるとほぼ確実に1回以上は負けると思います。
損失を出したときに大事なのは「なぜ負けたのか」を冷静に分析して「どうすれば勝てたのか」または「損失をおさえることができたのか」を検討して次に活かすことですが、そのためにはトレードに挑むうえでの一定の知識が必要です。
この本を読んでわかること
・トレードにおける心理面・心構えの大切さ
・トレードの本質
・トレードにおいてやってはいけないこと
・トレードにおいて知っておくべきこと
FXで勝つためのテクニックというよりもFX投資に挑むための考え方、知識がメインの本書ですが「トレードとはどういうものなのか」を知っているかいないか、はFXをするうえで大事な部分だと思いますので、心構え・メンタル面強化におすすめのFX本として紹介しました。

以上、FXにおすすめの本5選でした!
さいごに番外編としてFX投資に役立つ無料書籍を紹介します。
番外編:FXを無料で学べる書籍
投資情報サービスを運営する株式会社FPOにメールアドレスを登録することで「FX投資マスターガイド」を無料ダウンロードすることができます。
FX投資マスターガイド無料提供中!(図解オールカラー128ページ)【公式サイト】
「無料」と聞くと後から何か売付けられるのでは…と不安を抱かれたり、あやしい業者かもしれない、と不信感を持たれたりするかもしれませんが、株式会社FPOは近畿財務局長(金商)第300号の登録を受けている正規の企業ですのでご安心ください。
私も登録して無料書籍をダウンロードしましたがしつこい勧誘など一切ありませんでした。(※たまにご案内メールはきますが…)
「投資マスターガイド」は入門編、基礎編、実践編で構成されており「外国為替とFXの仕組み」「経済と金利と為替の関係」「FX取引の基本」「通貨ペアの特徴」「チャート分析」といったFX取引の基本から応用までを図解入りフルカラーで学べます。
ダウンロード方法は下記②ステップです
①公式サイトにアクセスしてメールアドレスを登録
②登録アドレスに届いたURLから「FX投資マスターガイド」をダウンロード
FX投資マスターガイド無料提供中!(図解オールカラー128ページ)【公式サイト】

全128ページですのでボリュームはそこまでありませんが、図をもちいてわかりやすく解説してありますのでFX初心者の方やFXの基礎から実践までを体系的に学びたい方におすすめです!