【資産運用ガイド】目的別おすすめ投資10選!

FXおすすめ本7冊厳選!初心者入門書からファンダメンタル本まで

FXにおすすめの本!厳選した「5冊」を紹介【自信あり】
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FXの勉強におすすめの本を7冊に絞り、厳選して紹介します。

FX取引について書かれた本は、何百冊も出版されていますが、当記事で紹介するFX関連書籍のおすすめ基準は「実際のFX取引に役立つかどうか」――これ1つのみです。

FX書籍の中には基本的な概要の説明だけで実際の取引には役立てようがない本もあります。本も安くはないので、役に立たない本を買ってしまうと「ああ~お金と時間を無駄にしたあ…」と後悔するんですよね。

「本を買う」ことは「自分への投資」ですので、やっぱり「リターン」が大切です。

ダメな本にはダメな本なりの良いところがあるのかもしれませんが、はっきり言ってお金や時間がありあまっていない限り、そんな本を買っている暇はありません。FXのおすすめ本(7冊)の内訳は以下の通り。

  • FXの基本的な仕組みを理解するための「入門書」を1冊
  • ファンダメンタルズ分析」に役立つおすすめ本を1冊
  • 実践向きの「テクニカル分析(チャート分析)」に役立つおすすめ本を目的別に1冊ずつ(計2冊)
  • 相場に向き合うための「心構え、メンタル面の強化」におすすめの本を1冊
  • トレードスタイル別(デイトレード、スイングトレード、スキャルピングなど)におすすめの本
hana
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筆者だけの判断基準では客観性にかけるので他のFX投資家にも確認して「実際のFX取引に役立つ」おすすめ本(7冊)を選びました。

FXの基本が身につくおすすめの入門書

FX初心者向けの入門書としておすすめしたい本はこちら。

タイトル一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
著者ザイFX!編集部×羊飼い
出版社ダイヤモンド社
ページ数216ページ
発売日‎2017/11/22
特徴FX初心者の入門書

「一番売れてる月刊マネー誌ZAiが作った「FX」入門 改訂版」と、タイトルはやや長いですが、ページ数は216ページとコンパクトにまとまっています。

2017年11月出版(改訂版)ですので少々古い(2021年2月現在)と思われるかもしれませんが、この入門書で取り扱っているのは主に下記3点ですので数年程度の古さは特に問題ありません。

  • FXの基礎知識や注意点
  • ファンダメンタルズ分析の基礎知識
  • テクニカル分析の基礎知識

加えてFX取引で成功している投資家の体験談(失敗談も掲載)や、書籍の編集に携わっていらっしゃる有名FX投資家の「羊飼い」氏のリアルトレードも紹介してあるので入門書として最適だと思います。

この本を読んでわかること

・「FXってこんな取引なんだ」といったFXの仕組みを1から理解できる

・FXトレードの判断基準になるファンダメンタルズ分析・テクニカル分析の基礎が身につく

・FX投資家の体験談から成功しやすいトレードや失敗しやすいトレードをイメージすることができる

・実際のFX取引のやり方や注意点を知ることができる

フルカラーで構成され図解をふんだんにつかった解説がとてもわかりやすいので、難しいイメージがあるFX投資を理解する「入門書」におすすめです。

なお、この本は多くのFX投資家に支持されている累計26万部のベストセラー本です。

FXのファンダメンタルズ分析におすすめの本

FX投資のファンダメンタルズ分析におすすめの本はこちら。

タイトル第7版 投資家のための 金融マーケット予測ハンドブック
著者三井住友信託銀行マーケット事業
出版社NHK出版
ページ数520ページ
発売日‎2020/3/2
特徴ファンダメンタルズ分析が学べる

ファンダメンタルズ分析とは、実際の需給や経済指標、また、政治、金融情勢、天候などを判断材料とした分析手法
引用:「ファンダメンタルズ」とは?(楽天証券)

FX取引におけるファンダメンタルズ分析では通貨ペアとなる国の金利、GDPや経済成長率、貿易収支など非常に多くの経済指標がもちいられます。

FXをはじめて間もない頃は「どの経済指標を判断基準にすればいいのか?」「そもそもGDPとは何なのか?」といった取引以前の部分で迷われることもあるかと思います。

そんなときに「金融マーケット予測ハンドブック」(2020年3月出版【第7版】)が役に立ちます。

この本を読んでわかること

  • 日本はもちろん米国、ユーロ圏、英国、オセアニア、エマージング(新興国)の経済・金融の見方がわかる
  • 為替市況、商品市況のポイントが分かる
  • ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の基礎が学べる

本書は520ページの情報量がありますので一度に読みこなすのは難しいかもしれませんが、FXトレードの「辞書」として取引のたびに重宝するおすすめの本です。

なお余談ですが、ファンダメンタルズ分析における経済指標は「どこで確認するのか(知ることができるのか)」ですが、一番簡単な確認方法はFX会社の取引画面です。

特に外為オンラインは取引画面上またホームページ上で確認できる情報コンテンツが多いのでファンダメンタルズ分析におすすめです。

テクニカル(チャート)分析におすすめの本

FX投資のテクニカル(チャート)分析におすすめの本はこちら。

タイトルずっと使えるFXチャート分析の基本 (シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)
著者田向宏行
出版社自由国民社
ページ数208ページ
発売日‎2018/11/2
特徴テクニカル分析(チャート分析)の基礎が学べる

テクニカル分析とは、値動きを表すチャートから、「相場の流れ」や「投資家心理」を読み取り、将来の値動きを予想するための分析手法
引用:テクニカル分析とは、何ですか?(SBI証券)

2018年11月に出版された本書は「ずっと使えるFXチャート分析の基本」と「ずっと使える」というだけあって2021年2月時点においても色あせていないテクニカル分析のおすすめ本です。

タイトルに「基本」と入っていますが内容は基礎知識だけでなくローソク足を使った実践向きのチャート分析や相場の見方について解説してあります。

この本を読んでわかること

  • テクニカル分析の基礎知識
  • テクニカル指標のメリットと欠点
  • 実際の取引で活用できるチャートの見方

論理的な解説でわかりやすい本書ですが、一つ気になる点があるとすれば208ページの情報量のため全てのテクニカル分析には対応していないことです。

そのためテクニカル分析の基礎知識や使い方がある程度わかっていて、その応用やさらなる向上のためにテクニカル分析を学びたい人には物足りない内容になるかもしれません。

はじめてテクニカル分析の勉強をする人」「ローソク足などの基本的なチャート分析を取引に活かしたい人」にとっては有益な本になると思いますので参考にされてください。

こちら↓は様々な種類のテクニカル(チャート)分析を学びたい場合におすすめの本です。

タイトル先物市場のテクニカル分析
著者ジョン・J.マーフィー
出版社きんざい
ページ数568ページ
発売日‎1990/5/24
特徴いろんな種類のテクニカル分析(チャート分析)が学べる

568ページにわたる本書はテクニカル分析の「辞書」的存在で、タイトルに「先物」と入っていますが、FX(為替)はもちろん、株のチャート分析にも使える良書ですので、複数のテクニカル指標をマスターしたい方には「ずっと使えるFXチャート分析の基本」よりも、こちらの本がおすすめです。

FX取引の心構え・メンタル強化におすすめの本

FX取引の心構え(メンタル面)におすすめの本はこちら。

タイトルデイトレード
著者オリバー・ベレス
グレッグ・カプラ
出版社日経BP
ページ数293ページ
発売日‎2002/10/19
特徴「心構え、メンタル強化」におすすめ

本書は2002年に出版され2021年現在も多くの人に支持されているベストセラー本の一つです。

株のデイトレードに関する心構え(メンタル面)について記述された本ですが、FX取引においても同様のことがいえる内容ばかりですのでFX投資家にも人気が高い本です。

この記事をご覧になっている方で、まだ実際にFX取引をしたことがない、という人もいらっしゃると思いますので記載しますが、FX取引をやってみるとほぼ確実に1回以上は負けると思います。

損失を出したときに大事なのは「なぜ負けたのか」を冷静に分析して「どうすれば勝てたのか」または「損失をおさえることができたのか」を検討して次に活かすことですが、そのためにはトレードに挑むうえでの一定の知識が必要です。

この本を読んでわかること

  • トレードにおける心理面・心構えの大切さ
  • トレードの本質
  • トレードにおいてやってはいけないこと
  • トレードにおいて知っておくべきこと

FXで勝つためのテクニックというよりもFX投資に挑むための考え方、知識がメインの本書ですが「トレードとはどういうものなのか」を知っているかいないか、はFXをするうえで大事な部分だと思いますので、心構え・メンタル面強化におすすめのFX本として紹介しました。

hana
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以上、FXにおすすめの本5選でした!

さいごに番外編としてFX投資に役立つ無料書籍を紹介します。

FXのトレードスタイル別|おすすめ本

FXのトレードスタイルを「取引時間別(トレード時間)」に分けると以下のように分類されます。

名称トレード時間
長期保有数週間~年単位
スイングトレード数日~1週間程度
デイトレード1日以内
スキャルピング数秒~数分

この項では、FX取引のトレードスタイル別におすすめの本のうち「スイングトレード」「デイトレード」「スキャルピング」についてのFX本を紹介します。

FX取引の「スイングトレード」「デイトレード」おすすめ本

FX取引の「スイングトレード」「デイトレード」におすすめの本はこちら。

タイトルFXデイトレード・スイングトレード
著者キャシー・リーエン
出版社FPO
ページ数333ページ
発売日2020/6/20
特徴スイングトレード、デイトレードが学べる

「FXデイトレード・スイングトレード」の著者、キャシー・リエンさんは「マクロFXトレードの女王」とも呼ばれており、FXの世界、金融の世界で活躍する凄腕のトレーダーです。

そんなキャシーさんが書いた本書は、彼女の得意分野である「スイングトレード」「デイトレード」に的を絞って執筆されています。

仕掛け、損切りなどについても明確に書かれており、戦略的で実用的な知識が身に付きます。

※当記事の「FX取引の心構え・メンタル強化におすすめの本」として紹介中の書籍「デイトレード」も1日のうちに取引する手法について書かれた書籍です。

もともとは株のデイトレについて書かれた本ですが、学びが多い書籍となるため、あわせてチェックしてください。
>「デイトレード」の詳細をチェック

FX取引の「スキャルピング」おすすめ本

FX取引の「スキャルピング」におすすめ本はこちら。

タイトルFX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則
著者ボブ・ボルマン
出版社パンローリング
ページ数478ページ
発売日2015/8/8
特徴スキャルピングが学べる

FX取引のスキャルピングは、短時間で何度も売買する超短期トレードテクニックについて書かれたFX書籍です。FXのチャートパターンがものすごく大量に紹介されており、ローソク足を駆使した相場分析、テクニカル分析について具体的に学べます。

スキャルピングはFX初心者にはハードルの高い取引ですし、書かれている内容も中級者~上級者向け。FX初心者には向かない本ですが、FXの勝率をより高めたい人には一読の価値ありです。

番外編:FXを無料で学べる書籍

FXの基本から応用までを、まんべんなく学べる電子書籍(無料)があるのであわせてご紹介します。

FX投資マスターガイド

FX投資マスターガイド無料【公式サイト】

タイトルFX投資マスターガイド
発行FPO投資顧問
ページ数128ページ/電子書籍
特徴FXの基本~応用を体系的に学べる(無料)

投資情報サービスを運営する株式会社FPOにメールアドレスを登録すると「FX投資マスターガイド」を無料ダウンロードできます。

「無料」と聞くと後から何か売付けられるのでは…と不安を抱かれたり、あやしい業者かもしれない、と不信感を持たれたりするかもしれませんが、株式会社FPOは近畿財務局長(金商)第300号の登録を受けている正規の企業ですのでご安心ください。

筆者も登録して無料書籍をダウンロードしましたがしつこい勧誘など一切ありませんでした。(※たまにご案内メールはきますが…)

「投資マスターガイド」は入門編、基礎編、実践編で構成されており「外国為替とFXの仕組み」「経済と金利と為替の関係」「FX取引の基本」「通貨ペアの特徴」「チャート分析」といったFX取引の基本から応用までを図解入りフルカラーで学べます。

ダウンロード方法は下記②ステップです。

  1. 公式サイトにアクセスしてメールアドレスを登録
  2. 登録アドレスに届いたURLから「FX投資マスターガイド」をダウンロード
hana
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全128ページですのでボリュームはそこまでありませんが、図をもちいてわかりやすく解説してあります。FX初心者の方やFXの基礎から実践までを体系的に学びたい方におすすめです!

FX投資マスターガイド無料【公式サイト】

FXの本は必要ない?必要?

FXの本は必要ない?必要?

「FXの本は、本当に必要?」「FXの勉強に本は必要ないのでは?」といった考えも耳にします。

FXの本が不要だという人は「FXは上がるか下がるかだけだから、本を読むのは無駄」「勉強しすぎてもノウハウコレクターになる」「FXは実践で勉強すればいい」といった考え方をお持ちです。

投資スタイルは人それぞれですので、一概に「FXの本は意味ない」というご意見も完全否定はしませんが、だからといって本での勉強が無駄だと結論づけてしまうのは早計でしょう。

本には、FX投資の先人が経験した考え方や実戦経験、失敗談などのノウハウがたくさん詰まっています。FX取引前に知識を身に着けておけば失敗リスクを減らせ、成功確率が上昇するでしょう。

FXの本を読む→実践でFX投資する→成功や失敗の原因を探る→次の投資に生かすために、更なる知識をFX本で学ぶ――といったサイクルでFXの独学を進めれば、破滅的な大損を避けつつ、トレード勝率を向上させることができます。

まとめ|FXの本おすすめ

FX初心者向けの入門書から、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、FXトレードの種類別におすすめの本まで、厳選してピックアップしました。

FXの本は何百冊も出版されているため、いまの自分のレベルに合った本を選び抜くのは至難の業です。大切な読書時間と書籍代を無駄にしないためにも、当記事で紹介したFX本を参考にしていただけますと幸いです。

以下の記事では、FXの失敗例から学べる大損しないための方法をまとめています。FX初心者のかたは参考にしてください。

FX口座のおすすめは以下の記事で解説しています。あわせて参考にしてください。